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季節性インフルエンザワクチン(第3報)

 新聞やテレビでも報道されている通り、季節性インフルエンザワクチン(通常のインフルエンザワクチン)の入手が極めて困難になりました。報道された影響か、昨日一日だけで予想外の予約申し込みがあり、昨日付けで新規の予約は終了させていただきました。また、11月は8日と29日の日曜日の午前中2回を季節性インフルエンザの予防接種に予定していましたが、11月29日(日)は、新型インフルエンザワクチンの予防接種に切り替えます。10月でインフルエンザの予防接種の予約を終了したのは、開業以来初めての出来事です。
 *現在予約を承っている分は、在庫分でまかなえますが、1回目だけ予約されて、2回目を予約されていない方の確保が難しい状況です。日程の調整等をお願いし、できるかぎり皆様のご要望に応えるべく最大限の努力はいたしますが、場合によってはご希望に添えない事態も出てくるかもしれません。御理解、御協力の程、よろしくお願い致します。
☆11月1日の午前8時半から10時まで、臨時診療致します。23-4423にお電話の上ご来院下さい。

新型インフルエンザワクチンの副反応

 前回【緊急のお知らせ】をブログにアップした際に、新型インフルエンザの副反応について教えてほしいという要望が寄せられました。(以下29日の新聞記事抜粋)
 厚生労働省は、10月26日までにアレルギー性ショックなど重い副反応の報告は85万人中6人(0.0007%)、発熱など、重篤でない副作用を含めると計81人(0.009%)だったと発表。
 *これは、あくまで国産のワクチンに関してで、副反応の発生率は通常の季節性インフルエンザワクチンとほぼ同レベルということです。
 ちなみに当院では、スタッフ全員のインフルエンザワクチン予防接種を終了しましたが、副作用は認められませんでした。
 ☆宮崎県では、慢性疾患の最優先を1-9歳と透析患者としましたが、それ以外の慢性疾患対象者の方はできないということではありませんので、接種を希望される方は引き続き早めにご予約ください。今回のようにいつ必要ワクチン数を提出せよと言われるかわかりませんので。

緊急のお知らせ(新型インフルエンザワクチン)

 宮崎県においては、基礎疾患患者への配給の調節を行うことになり、先ずは、基礎疾患を有する1~9歳と透析患者に配分されることになりました。しかも、その必要本数を10月30日までに県に報告せよとの通達が、28日昼にありました。あまりにも急なことで抗議する時間もありません。当院で接種を希望される1~9歳の・呼吸器疾患(気管支喘息を含む)、心疾患、腎疾患、神経・筋疾患(難治性てんかんを含む)、血液疾患、小児がん、消化器疾患、染色体異常症、重症心身障害児の方は10月の30日の午後3時までに℡:0983-23-4423に申し込んでください。*すでに申し込まれている方は、もちろん大丈夫です。
新型インフルエンザワクチンに関しては、このようにいつ何がどうなるか全く予測がつきません。
 今回のように、直前になって明後日までに決めないといけないことが連絡されるようなことが今後も十分予想されます。まめに、ブログのチェックをお願いいたします。
 *宮崎市・宮崎中央・延岡保健所管内で定点報告数が30を越え、【警報レベル】が発令されました!

新型インフルエンザQ&A

 【新型インフルエンザのQ&A】をブログでお願いしますとのコメントが「高山ファミリー」さんから寄せられました。遅くなりましたが、現時点で当院で質問の多い項目を取り急ぎ整理してみます。
Q1:新型インフルエンザは、通常の季節性インフルエンザと比べて重症化するのですか?
A:一足先に流行した豪の状況からすると、今回の新型インフルエンザは、季節性と比べてどちらかというと軽い印象があります。実際、診療していても、季節性より重いというより、症状の軽い子どもが多い印象があります。ただ、季節性は高齢の方が重くなるケースが多いのですが、新型インフルエンザは、小児が急速に肺炎が進行したり、脳症にかかったりして亡くなっているケースも出ているので油断はできません。ただ、まだ全国的な大流行が収束した段階ではないのではっきりしたことはいえませんが。
Q2:新型インフルエンザにかかったら、どんなことに注意したらいいですか?
A:子どもの場合、急速に肺炎が進行する場合があるようなので、呼吸の状態(呼吸数、咳の程度、胸骨の上や下の方がペコペコしながら苦しそうにしてないか等)に注意してください。季節性インフルエンザ同様、意識レベルや異常行動への注意も怠らないようにしてください。
Q3:迅速検査でインフルエンザのA型が出て、今の時期なら新型インフルエンザですねと言われたのですが、今かかるインフルエンザはすべて新型インフルエンザなのですか?
A:集団感染した人達の一部を詳しく検査しているようですが、今のところ検出されているのは新型インフルエンザのようです。
Q4:迅速検査でインフルエンザAと診断されたら、詳しい検査を受けるように言われたのですが?
A:一人一人に迅速検査以上の詳しい検査をすることは、今の流行のフェーズではありませんし、一般の病院ではしていません。
Q5:高熱が出たのですが、数日前に兄弟(あるいは父母のいずれか)が新型インフルエンザと診断されています。検査をするべきですか?
A:家族が新型インフルエンザに感染して数日後に高熱が出たら、感染した確率の方が高いこと、迅速に治療に取りかかる方がメリットが大きいということでわざわざ検査はしません。また、検査で陰性だからといって100%そうでないとはいえないからです。
Q6:学校で高熱が出たので、検査してくるように言われたのですが。
A:熱が出たばかりでは、検査をしても陽性になる確率は少ないです。呼吸状態や意識レベルに問題がなければ、熱が出て半日ぐらいたってからが検査のタイミングとしてはいいでしょう。また、検査するかどうかは状態を見て医師が判断します。
Q7:まだ、微熱なのですが、インフルエンザかどうかはっきりしてくるように言われたのですが。
A:微熱の段階で、検査しても出る確率はかなり低いです。あくまで子どものために、こどもの状態を見て判断しましょう。前にも述べたようにその段階で陰性という結果が出てもかかってないということにもなりません。微熱で状態がよければ、おうちでゆっくり様子を見ることを勧めます。
Q8:新型インフルエンザワクチンは、いつから受けることができますか?
A:現時点で全く不明です。現在決まっていることは、受けることのできる優先順位と、それを遵守すること、医療従事者は1回でいいということだけです。はっきりしたら、このブログで必ずお知らせしますので、チェックをよろしくお願いします。
Q9:毎年季節性インフルエンザの予防接種を受けていますが、新型インフルエンザの予防接種もした方がよいのでしょうか?
:新型インフルエンザの予防接種は、かからないようにするというより、重症化を防ぐのが目的と宣伝されていますが、成人に接種したデータによると予想外に抗体の獲得率は高いようです。副反応で最も多いのは、接種部位の発赤、腫脹のようです。新型インフルエンザに罹患した多くは、未成年者です。これらのこともふまえて一人一人、受けるメリット、デメリットを勘案し、判断してください。ただ、今の流行状況で、予防接種が間に合うかどうか一抹の不安はありますが。
 

インフルエンザ注意報発令

 インフルエンザ注意報が発令されました。児湯管内でも今週ぐらいからインフルエンザAが多くなってきています。定点あたりの保健所別報告数は以下の通りです。
 宮崎市 中央 日南 都城 小林  高鍋 日向 延岡  高千穂
  8.87  9.33  8.4   11.5  3.4   4   6.67  25.57   11  都城、延岡でかなり多くなっています。高鍋は今から流行を迎えそうといったところです。ここ1ヶ月がピークでしょうか。
 さて、宮崎では早いところは、21日から医療従事者用の新型インフルエンザワクチンが届き接種が開始されたようですが、当院では昨日やっと届き、本日スタッフに接種する予定です。来月からの妊婦や、基礎疾患のある子どもたちのワクチンは、ちゃんと予定通りにスタートするのか、そもそも今の流行の状況を見るとワクチンは間に合うのか先が思いやられるこの頃です。接種回数も専門家会合で一旦13歳以上は1回接種の方向と決まって報道までされたのに、翌日には厚労省の足立信也政務官が待ったをかけるという迷走状態。確実に決まったことは、20-50代の健康な医療従事者は1回接種でいいということ。しっかりとした対策を迅速にかつ確実に行ってほしい。いたずらに時間をかけて後手後手に回って、結局手遅れ、税金の無駄使いといった従来の愚行を繰り返さないでほしいと願うだけです。

皮膚が黄色い(柑皮症)

 この季節になると、『「皮膚が黄色い」と言われて心配になってきました』とお子さんを連れてこられる方が増えます。以前はミカンの食べ過ぎでβカロチンが皮膚に沈着する柑皮症が圧倒的に多かったので『毎日ミカンたくさん食べてない?』と聞くとほとんどが『毎日何個も食べています』という返事が聞かれることが多かったものです。しかし、昨今はこの問いに関して『はい』というこどもが減っています。今は、その問いに『いいえ』との返事があった場合『野菜ジュースを飲んでいない?』と聞くと『毎日飲んでいます。野菜を食べないものだから』という返答が多くなってきました。野菜を毎日・・g取らないといけないという思いが野菜ジュース多飲につながっているのでしょうか。どんなものも取りすぎはいけないし、ジュースで取る野菜と料理された野菜では、栄養素も身体に吸収される度合いも、繊維の質も異なるようです。いい例が、ビタミンCでビタミンCは水溶性です。ジュースになった時点からその活性は減っていきます。ビタミンC・・・mgといってもそれは詰めた段階での話。時間がたつとどれだけが残っているかはなはだ疑問ですよ。

ストレスフルな?休日

 今日は、珍しく児湯郡内の小児科標榜医院の多くが休日在宅医でした。それをいいことに、日頃できないことをしようと、早朝から高速道路1,000円を利用して花の写真を撮りに行こうと考えていたのですが、なんとパソコンの不具合が見つかり、その修復に没頭。しかし、素人の私があれこれ試みてもらちがあかず、結局パソコン製造メーカーのサポート係へ電話。長いこと話し中のメッセージが流れ、もうあきらめようとした時に救いのコールの音が。わらにもすがる思いで、宮崎弁丸出しで必死に不具合を説明。話の内容から(もしかして方言が聞き取りにくかったのかなとの思いもちらり)、電話による指示だけではダメということで、私のパソコンの画面を見ながら指示を出すと女性のオペレーターが言うのでびっくり。今はリモートコントロールによる操作でこちらの画面の状況を見ながら、向こうからマーカーペンでこちらの画面の一部に印をつけたりできるのですね。そこの所を電話の指示通りにクリック等するだけでパソコンの修復が進むのです。すごいことができるんだと感心しきり。しかし、今回の不具合はプロでも一仕事あったようで、ようやく修復終了となって、電話の通話時間をみたら、65分。結局、午後病院の新しい空気清浄機を取りに宮崎に出かけて、院内に設置。夜は父母の家で食事して、貴重な一日が終了。スポレク真っ最中の宮崎ですが、皆さんはどんな休日でしたでしょうか。先週からインフルエンザが少し多くなってきています。人混み等できるだけさけ、快食、快眠で乗り切りましょう。

新型インフルエンザワクチン(2)

 15日に県の担当者から新型インフルエンザに関する説明会がありました。具体的なことをみなさんにお伝えできると期待していたのですが、そこで伝えられたことは1)医療従事者に接種できるのは21日から。2)次の優先順位の人に接種できる日は県がお墨付きを与えるまで公表してはならない。現時点でその日はまだ不明である。ワクチンは医療機関が個別に取り寄せること。新型インフルエンザのワクチン接種開始日までにA型インフルエンザにかかっていても、PCR法で新型インフルエンザと確定されていない人はワクチン接種可能 ということだけです。
とりあえず、1)妊婦や持病のある人は、11月中旬(11月16日?)からの接種開始の予定となっています。
 小児科領域の慢性疾患は・呼吸器疾患(気管支喘息を含む)、心疾患、腎疾患、神経・筋疾患(難治性てんかんを含む)、血液疾患、小児がん、消化器疾患、染色体異常症(ダウン症候群等)、重症心身障害児などです。さしあたって、その人たちのためのワクチンを確保せねばなりません。そのワクチンも医療機関が自由に選ぶことができず、接種予定人数に応じて必要数を薬品の卸に連絡するかたちになります。場合によっては10ml規格の集団接種用が割り当てられることもあります。そこで、10月26日より先ず当院に通院されている小児科領域の慢性疾患の方で接種を希望される方を募ります。 当面の接種スケジュール(予定日)は、11月20日(金)午後6時半から7時受付。及び11月29日(日)午前9時~9時半受付で行いたいと思っていますが、ワクチンの納入状況、県のゴーサインが出ない場合は、日程の変更もありえますので、ご了承ください。予約された方も確実にできるかどうか現時点では不明(ワクチンが当院の希望通り納入されるかまったく不明のため)ですので、直前に接種できるかどうか必ず確認されるようお願い致します。
 次の優先順位にあたる1歳~就学前までの対象者の方の受付は11月21日土曜日からを予定しています。予定が立ち次第、ブログでお知らせします。また、変更等もブログで随時お知らせしますので、まめにチェックをお願い致します。
 取り急ぎ、15日の説明会の結果を踏まえての報告です。

challenge!!

急に朝、夕の冷え込みが厳しくなったように思えるこの頃です。さすがに毛布一枚では寒くなり、布団を出しました。この前、『チャレンジド』というタイトルで書きましたが、クルム伊達公子の最新刊も『challenge!』でした(講談社、税込み1,575円)。先日WTA大会の韓国オープンで優勝し、その翌日からジャパンオープン、そこでもシングルスは準々決勝進出、ダブルスは準優勝という成績を残しています。その伊達さんのプロ当時のトッププロであるが故の葛藤、引退を決意するまで、恋愛、結婚観、最愛のパートナーとの出会い、再びプロとしてチャレンジしようとした経緯、読んでいて元気がもらえます。お互いを束縛せず、一度きりの人生を自分らしく生きる、自分を生かすために二人であることの意味、近々結婚を考えている人も、現在家庭を築いている人にも人生を豊かに生きるヒントがたくさんあるように思えました。
☆『やまのディスコ』 スズキコージ 作 架空社
 『おでんくんだいずかん』 リリー・フランキー 原作 小学館
 『アンパンマンとひのたまこぞう』 やなせたかし 原作 フレーベル館 が待合の本棚に仲間入りしました。

新型インフルエンザワクチンの現状(1)

 先週あたりから、新型インフルエンザが少しずつ増えてきているようです。高鍋の中学校でも学級閉鎖が出ています。ただ、学級閉鎖の基準が『学級内で2人以上が感染し、在籍者数に対する割合が1割以上になった場合』と、従来のインフルエンザに比べると厳しくなっているので、まだ、季節性インフルエンザの流行ほどではありませんが。お母さん方にも新型インフルエンザが増えつつあるという感じがあるのか、新型インフルエンザを心配しての来院や、新型インフルエンザワクチンについての問い合わせが増えてきています。
 そこで、現状報告ですが、つい先日、新型インフルエンザワクチンを接種する施設として登録するかどうかの書類が届きました。当院は受諾することにしました。そのためには、国との契約が必要なのですが、その書類を先週提出したばかりです。10月7日には、接種できる医療機関が決まっているはずだったことからすれば、19日から医療従事者を皮切りに始まる予定のワクチン接種が当初のスケジュール通りに実行できるかはなはだ疑問です。15日に県の担当者から医療機関向けの説明会が行われる予定です。そこで、ある程度の見通しが立つと思われます。詳細が決まり次第、このブログで報告いたしますので、今しばらくお待ちください。

AED(自動体外式除細動器)

 台風が上陸せずによかったですね。さて、今日の新聞に県立日南病院の先生が、AEDですぐ処置をできて命の救えたケースが県内でもあり、AEDがどこに置いてあるのか知っておくことは大事と県内のAED (Automated External Defibrillator;自動体外式除細動器)が設置されている場所がわかるmapを作られたとの記事があり、早速児湯地域をみてみました。そすると、児湯地域は検索できませんでした。少なくとも私の知る限り、当院(4年前に購入)と西小学校、高鍋の総合体育館には置いてあります。このブログをみてくださった方は意識してAEDが自分たちの周りにあるかみていてくださいね。*AEDとは、心停止によりポンプ機能を果たさなくなった心臓に電気ショックを与え、正常な状態に戻す装置です。当院に常備しているAEDは下の写真のタイプです。音声ガイダンスに従って操作する使いやすいもので、電気ショックが必要かどうかもAEDが判断してくれます。
AEDには、使用するパッドと電池に寿命があります。ADE.png
最近管理が不十分なために、いざというときに使えないAEDがあるとの報道もありました。というのも、AEDが設置されるようになってちょうど今年ぐらいが電池の期限切れぐらいの時期になっているからです。かく言う当院も今年になって、電池とパッドを新品と交換しました。幸い、当院には購入した所からはがきによる連絡があったのでその時期だということが分かりましたが、その通知がないところでは時々点検しないとただの飾りになってしまう可能性があります。学校や公共の場で見かけることがあると思いますが、よく利用される場所では是非点検しておいてほしいですね。
☆10月11日の午前9時から11時まで、12日は午前9時から10時半まで臨時診療致します。23-4423にお電話の上ご来院下さい。

忙しい一日

 6日は、午前10時から保育園の健診。6名欠席で88名の園児。私が町立保育園の園医を引き受けた頃は5つの園があったのだけれど、今は3つ。来年は町立は一つになる予定。寂しい限り。帰ってきて午前中の残りの診療を終え、お昼を食べたらすぐに看護学校の講義へ。一クラス21名で久々の定員オーバーのクラス。看護学校の講義にいくようになってかなりの年数がたったように感じるけれど、今年の一年生はとても雰囲気がいい。今までで一番かな。生徒ののりがいいと、こっちまで頑張ろうという気になる。来週はテスト。今までの授業態度に敬意を表し、出題のポイントをちょこっと披露して帰院。すでに予防接種にきた子どもたちが待っている。今年は、ワクチンが足りなくなることが浸透しているようで、インフルエンザを接種する人がこの時期にしては多い。午後の診療を終えたのが7時前。そして、夜はまたもや急病センターの当直。9月30日に当直したばかりなのだけれど・・・今月は月末にももう1回の当直が。急病センターの当直を担える開業医が、確実に減っている(この私が、急病センターを担っている小児科医では若手なのです!)。その分、残りのドクターの負担が増すのは道理。この先のことを考えると心許ない救急医療だけど、細く、長くをモットーに(体型もそうなるといいのだけど)できる限り頑張るぞー。それでは、行ってきまーす。

チャレンジド

 チャレンジド=Challenged とは欧米で使われつつある“障害者”を表す言葉だそうです。その本来の意味は、“「ハンディキャップを跳ね返せ」と神から試されている人たち”、言葉をかえて、“困難を乗り越える、挑戦という使命や課題、チャンスを与えられた人たち” なんという前向きでいい言葉でしょう。この言葉は、ある意味生きている人間全てにあてはまるように思えてきます。一度、自分の使命や課題は何だろうと考えてみると、違った日々がみえてくるかもしれませんね。
 先日、当院で10年前ぐらいに看護業務を手伝ってくれていたKさんが、『今度JICAの国際協力事業の一環として南米のボリビアへ保健師として2年間赴任します』と挨拶に来てくれました。うちに来てくれていた頃はまだ学生でおっとりとした印象がありましたが、久しぶりに目にした彼女ははつらつと輝いていました。ここにも一人チャレンジドがいると心強く感じました。

訪問救急教室事業

『訪問救急教室事業』聞き慣れない言葉だと思いますが、今年度から始まった宮崎県から県医師会への委託事業です。救急医療や、その他健康相談全般の話を県内の幼稚園・保育園の職員や保護者の方を対象に行なうもので、地元の小児科医会会員が園に出向いて講演します。それにかかわる費用は県がすべて持ちます。この希望を取ったところ、今年は45の園から希望があり、10月から来年3月までに講演会が実現します。ただ、地域に温度差があり、児湯地域では新富と高鍋各1園からしか希望がありませんでした。私の担当する園からは、{1)予防接種の必要性、有効性2)伝染性の病気について3)嘔吐・下痢について4)インフルエンザと新型インフルエンザについて}の話をという希望が寄せられました。それに加えて、こどもの救急に関してお話しする予定です。今年の講演会が成功裏に終わること、そして、せっかくの機会ですので、来年度希望される園が増えることを願います。
 *9月30日は、急病センター当直でした。この深夜に子どもを連れてくる方がかわいそうと思えるケースがまだまだ見受けられます。この『救急教室事業』がうまくいって、不要不急の受診が減り、本来の急病センターの役割が十分果たせるようになるといいなと思っています。
*10月3日(土)から、季節性インフルエンザの予防接種を開始します。