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昨年度のMR接種率

携帯やパソコンを使ったwebでの診療自動予約システムは、始めたばかりですが、おかげさまで多くの方に御利用いただいています。一度使っていただくとその簡便さが分かっていただけるようです。
 さて、第57回日本化学療法学会で、国立感染症研究所感染症情報センター第3室長が「定期接種ワクチンは任意ではない、受けるよう努める義務がある。また、任意接種のワクチンは必要性が低いという意味ではない。」と述べ予防接種に関する啓発を呼びかけました(待合に概要を張り出しています)。
 予防接種と言えば、先月に2008年度の宮崎県市町村別MR接種率が出ました。( )内は県の接種率を下回った市町村名です。
 結果は第1期88.1%:80.0%未満(南郷町78.8、国富町75.7、新富町75.7、都城市70.6、美郷町70.0、北郷町68.4、野尻町67.2、川南町67.0、三股町58.9%)
  第2期91.5%:90%未満(三股町89.8、延岡市88.0、南郷町87.8、都城市86.7、小林市86.5、日向市86.1、新富町82.8、高原町79.7、北郷町77.8%)
  第3期88.4%:85%未満(延岡市84.7、野尻町84.2、国富町83.9、高千穂町80.6、小林市80.2、日向市78.5、高原町75.6、北郷町75.5%)
  第4期81.4%:80%未満(えびの市78.2%、高原町77.6、延岡市74.5、日向市68.9%)でした。第2期のMRのみ接種率が90%を越えました。以外だったのは1期と3期がほぼ同等だったこと、川南の1期の接種率が67%と低かったことです。2期では新富が低い方に入っています。町村で競争しているわけではないのですが、接種率が上がらないと麻しん・風しんの流行が阻止できません。夏休み、子どもたちも保護者の方も受ける機会を作りやすいと思います。まだの方は、是非この機会に受けましょう。 
*8月2日(日)は、休日在宅医です。休日在宅医の際の診療は午前9時~12時、午後2時~5時です。

24時間自動受付開始

 来院された方にはお知らせしてきましたが、7月29日水曜から、携帯電話およびパソコンのインターネットから通常診療の自動受付を開始します。前日からも24時間、午後6時までの予約が取れるようになりました。これで、予約電話が混み合って、予約が取りづらいということが解消されると思います。自分の希望時間を選択していく操作がメインで、非常に簡単です。ご自分で入力するのは、誕生日と診察券No(ID)のみです。通信料(バケット代)も電話代より安くなります。
 アドレスは http://takayama.mdja.jp です。 院内には、QRコードを印刷した案内パンフも作成し、自由に取れるようになっています。また、家族全員分の誕生日と診察券No(ID)が一枚に記入できる名刺大のカードも準備致しました。どうぞ、ご利用ください。
 これにともない、今までの予約電話の開始時刻は8時から診療終了1時間前までに変更させていただきます。ご了承ください。
☆健診・予防接種、病状の問い合わせ等は、23-4423にお電話ください。

みずいぼ

 隣町の川南で新型インフルエンザの集団感染があり、不安な方もおられるかもしれませんね。夏休みなのが不幸中の幸いでしょうか。さて、今回は“みずいぼ”について特集してほしいという要望があり、とりあげました。みずいぼがあるとプールに入れないという園もあり、暑い夏子どもたちにとっては大きな問題かもしれませんね。
 みずいぼは正式には《伝染性軟属腫》といって、ウイルスが原因でおきます。お椀を伏せたような小さい丘状のもの(その真ん中におへそのようにくぼみがあるのが特徴)が、身体のいろんなところにできます。大きさは様々です。自然に治りますが、数ヶ月から時として1、2年ぐらいかかることもあり、治療に関しては小児科の先生か、皮膚科の先生かでも、また、みずいぼの数によっても意見が異なるかもしれません。私の場合は数が少なくかつ水いぼが大きい場合や、どうしてもプールに入りたいから取ってほしいと要望された時は、水いぼを取るための特殊なピンセットのようなもので取ることもあります。が、比率からすれば自然に治るのを待つことが多いです。というのも、みずいぼをやっつける力(免疫)が身体の中で育たないと、今見えている水いぼをとってもまた再びできることが多いからです。子どもの思い、保護者の方の思い、種々あることと思います。主治医と相談され納得できる方法を選びましょう。
 

従来の日本脳炎ワクチン

 緊急の連絡です。Ⅱ期の日本脳炎の予防接種には、従来の日本脳炎ワクチンしか使えませんでしたが、この従来のワクチンがいよいよ底をつくとのことです。有効期限は来年3月9日まであるのですが、製造元の在庫が8月に入ってくる分で最後で、かつ各医院に出荷する本数も少ないとの連絡が、昨日突然ありました。遅くなると公費負担の期間であってもワクチンそのものがなくなっている可能性が大です。それでは、Ⅱ期の方が新しい日本脳炎ワクチン(ジェービックV)を使えるかというと、現時点では公費負担では打つことはできません。使用できるようになるには、予防接種実施規則の変更を必要としますが、まだその動きがなく間に合いそうにありません。9歳以上13歳未満で、まだ接種されていない方はお急ぎくださいね。

渡辺健介の本

夏休み最初の連休、皆さんはどのように過ごされましたか。私は久しぶりに娘と会えました。忙しいようですが、元気そうで一安心。1歳になった孫にも会えたのですが、私の顔を見たとたん緊張で固まった表情、それから大泣き。やっと慣れた頃にはお別れといつものパターンでした。
 さて、今回紹介する本は、『世界一やさしい問題解決の授業』『自分の答えのつくりかた』いずれもダイヤモンド社です。
子どもたちが遭遇するであろう身近な例をもとに多面的に物事を見つける力、本質を見極める力、打ち手を具体的な行動に落とし込む力を鍛えるための本が前者だとすれば、その真髄を物語の形にして中高生に提示したのが後者といってもいいでしょう。システマティックに問題解決法を学んだことがない自分にも、とても刺激的で魅力ある本でした。若いうちにこの本と出会える人はラッキーです。
IDPM{(Independent Mind);幅広い視野、教養、経験に基づいて築き上げられた自立した考えと価値観のこと}を身につけてかっこよく生きていきたいものです。
*『きみはほんとにステキだね』 宮 西達也 作・絵 ポプラ社
 『ぼくがパンツをきらいなわけ』 磯 みゆき 作・絵  ポプラ社
 『ゲゲゲ 妖怪ずかん』 水木 しげる 作 小学館 が仲間に入りました。

海水浴

 多くの学校が今日から夏休みですね。海開きもあり海水浴や川遊びを楽しむ家庭も多いことでしょう。私の方は子どもたちが大きくなってからは海、川、プールにもすっかりご無沙汰です。体型的にも無理かな。
 くれぐれも水難事故をおこさないようみんなで気をつけましょうね。
 最近の海ではもう一つ漂着物に注意する必要があるようです。全国の海岸に、注射器などの医療器具、ガスボンベ、塩酸や硫酸などが残留しているポリタンク、発煙筒や信号弾等危険な漂流物が多数見つかっているようです。国交省から海岸漂着危険物ハンドブックが出ています。写真入りでわかりやすいです。一度、子どもと見ておかれるといいかもしれません。
http://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/kaigan/hyoutyaku/hyoutyaakuhandobook.pdf
*待合でも見ることができるようにしています。時間のある時にどうぞ。

自転車のTSマーク

 メタボ対策に自転車通勤をされている方も多くなったこの頃ですが、休日にはかなりのスピードで疾走する小学生や中学生ライダー?も目にします。自転車が絡む事故も増えており、自転車と衝突して亡くなった方のニュースも最近耳にします。公道を走るすべての自動車やバイク(原付含む)には【自動車損害賠償責任保険(=自賠責保険)、】加入が義務づけられており、強制的に最低限の保険に加入しています。現在はこれだけではいざというときの保証に十分でないケースが多く、任意でより高額な賠償も保証される保険に入っている方も多いlことでしょう。しかし、自転車に乗る人で傷害保険、賠償責任保険に加入している人はそう多くはないのでは。でも現実には自転車による事故で加害者側に5,000万円の支払いを命じたケースも出てきています。そこで、TSマークに話がいくのですが、TSマークをご存じの方はどれくらいおられるでしょう。かく言う私も自転車を所有しているのにTSマークを新聞記事を読むまで知りませんでした。自転車にTSマークが貼られていれば、いざという時に最大2,000万円の賠償責任保険が付き、もちろん自分がケガした時の保障も受けられるそうです。このTSマークは、日本交通管理技術協会が認定する「自転車安全整備店」で新車を購入するか、点検整備を受けると入手できます。マークの有効期間は1年ということなので、継続するには毎年定期点検をする必要があります。自転車も自動車と同じ危機管理が必要な時代になったのかなぁ。
 *意識してみると町内の自転車屋さんでもTSマークの旗を見つけることができました。

食中毒注意報発令

 日曜日の早朝、祖父母と墓参りにいった帰り、若いお父さんがマラソンの練習で走っている後を真新しい自転車で姉弟が追っている光景を目にしました。走る方が早く、時々ちらっと後ろを振り返るお父さん。遅れじと姉の後を一生懸命にこぐ弟。自転車のきらめきと一緒に、さわやかな風を運んでくれました。
 さて、宮崎県は、7月10日に食中毒注意報第一号を発令しました。この報に接した時、食中毒注意報は、どんな時に発令されるのだろう?という素朴な疑問を抱き、調べてみました。
 宮崎県の場合、
(1) 最高気温32℃以上が相当期間継続すると予想される場合。
(2) 24時間以内に急激に気温が上昇し、その差が10以上を越えると予想される場合。
(3) 前2日間の平均気温が30℃以上で、かつ、平均相対湿度が80%以上になった場合。
(4) 感染性胃腸炎の患者増加係数が注意報閾値(1.3)を越えた場合。
(5) その他特に発令することが必要と認められる場合。
注意報は発令から48時間有効とし、その後は自動的に解除され、更に時間を延長する必要があると認められたときは、再度発令されるということです。 今回は(1)による発令でしょうか。
 手洗いを励行し、冷蔵庫を過信せず、調理器具を清潔にし、作ったらできるだけ早く食べるなどして防いでいきましょう。宮崎県は鶏刺しなど生の肉を食べる文化がありますが、キャンピロバクター腸炎を起こすリスクがあり抵抗力のない子供には食べさせない方が無難です。ちなみに私は鶏刺しや生レバーは怖くて食べたことはありません。





急性アルコール中毒

 急性アルコール中毒というと、大学生や新入社員が、「一気飲み」で救急車で運ばれたといったニュースを思い出される方もいらっしゃるかもしれません。「一気飲み」は、亡くなった方もあり、「一気飲みしない、させない」というキャンペーンがはられ随分少なくなったように思えます。しかし、最近では居酒屋に小さい子ども連れで行かれる家族も多くなっているようで、小児科学会誌に『傷害注意速報;乳幼児の急性アルコール中毒』に対する注意が喚起されました。そこで報告されたケースは、子どもにカルピスソーダを注文したところ、店員が誤ってカルピスサワーを運んできて、それを飲んだ子どもが急性アルコール中毒で救急搬入されたというものです。が、逆に、大人の頼んだサワー類を子どもがジュースと思って間違って飲んでしまった事故も相当数あるようで、日本中毒センターに相談された5歳以下のアルコール誤飲の件数はここ数年150件前後(氷山の一角と思われます)で推移しています。年齢でみると1歳が6割、0歳が2割で乳幼児に特に注意が必要なようです。暑くなって、ビールが特においしく感じる季節です。親御さんも外で飲む機会も多くなると思いますが、小さいお子さんがいらっしゃる家庭では飲み物に気をつけてくださいね。

7~8月の休日診療と休診のお知らせ

 今日は七夕ですね。病院玄関にも、わかば保育園の園児たちが作って持ってきてくれた七夕飾りが彩りを添えています。いろんな思いを込めた短冊が風に揺れていい感じを醸し出しています。それぞれの願いが叶いますように!
 今日は天気がよさそうで、おり姫とひこ星もあえそうですね。
            tana_07[1]

7月12日(日) 午前8時30分から10時まで 臨時診療致します。お困りの方はどうぞ。
 
※7月25日(土)午後は、所用のため、休診となります。申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。 
 
8月2日(日)は休日在宅医です。休日在宅医の際の診療時間は 午前9時から12時、午後2時~5時までです。

 夏休みのお知らせ
 8月4日(火)、5日(水)、6日(木)、7日(金)は休診です。

 お盆は通常通りの診療となります。

新型インフルエンザ対策が変更に!

 7月4日の土曜日は急病センターの当直だったのですが、新型インフルエンザを心配しての来院は1名だけでした。さて、その新型インフルエンザですが、国の対策変更を受けて、宮崎県の対応も7月6日から以下のように変更になります。
1.宮崎県の発熱相談センターの受付時間が7月6日から12日までは8:30~17:15に短縮されます。
   そして、13日からは県の発熱相談センターはなくなります。
2.7月13日(月)からは発熱相談窓口が各保健所に変更になります。また、時間も平日の8:30~17:15に。☆児湯管内は 高鍋保健所  0983-22-1330 になります。
3.発熱外来は7月5日に廃止になり、6日からは季節性のインフルエンザ同様、全ての医療機関が対応することになります。
4.原則予防投与は行わない。 ※基礎疾患を有する者、濃厚接触者等については、医師により重症化の危険性があると判断される場合は、全額自己負担で実施。
 簡単に言えば、普通のインフルエンザと同様の扱いになります。この冬、新型インフルエンザが強毒化しないでくれることを祈るのみです。

患者と医療者関係

  野笛 涼 著 『なぜ、かくも卑屈にならなければならないのか』 こんな患者-医療者関係でよいわけがない という副題がついています。 へるす出版 本体1,200円。《臨床看護》、《救急医療》といった医療関係者向けの月刊誌上で、看護師さんや、研修医向けに書いたエッセーに加筆したものです。「今の日本の患者-医療者関係は、患者の救命という医療の根本命題を揺るがす異常事態、非常事態!」という危機感を持った40台のバリバリの内科医が、自分の置かれた環境でのいろんな出来事に関し、本音を述べています。生命に奉仕するという姿勢を真摯に追求し、いつかは医療はもっとよくなる、もっとよくできるという確信から、患者批判もあえてしています。共感する点が多々ありました。
 次に紹介する本 板橋 繁 著 『できれば晴れた日に』 自らの癌と闘った医師(2007年9月永眠)とそれを支えた主治医たちの思い という副題がついています。 ちょっと変わった闘病記です。著者の日記に、再発後に自分自身及び関わった医師がコメントするという形を取っています。 へるす出版 本体1,200円 
 *どちらも今年刊行された本ですが、両著者が同一人物であることを知って読むとまた違った感慨がある事と思います。
☆『ねむいねむいねずみ』 ささき まき 作・絵 PHP研究所
 『うそつきのつき』 内田 麟太郎 作 荒井 良二 絵 文溪堂
 『たまごのあかちゃん』 かんざわ としこ ぶん やぎゅう げんいちろう え 福音館書店 が待合の本棚に仲間入りしました。 ※ 院内の絵本は貸し出しできます。受付に声をかけてくださいね。