fc2ブログ

キャッチアップ

 4月9日の宮崎日日新聞に、岡山大学が調査した子宮頸がんワクチンに関するアンケート調査結果が掲載されました。以下引用です。~同大学の学生と教職員150人を対象に、3回までのキャッチアップ接種をして副反応などに関するアンケートに答えてもらった。その結果、接種後の局所痛は約60%、腫れは30%、発熱は4%の人でみられ、継続した診療が必要な副反応が出た人はいなかった。また、接種前は約60%が「不安があった」と答え、接種1週間後の調査では、約90%が「不安はない」と答えていた。調査をまとめた岡山大保健管理センターの樋口千草准教授は「HPVワクチンに不安を持ち、接種を迷っている人は多い。副反応の程度を知って、接種を前向きに考えてほしい」と話している。~子宮頸がんワクチンのキャッチアップも今年度限りとなりました。今年キャッチアップ接種を3回公費で受けるには、季節のいい今の時期に初回接種をしてほしいものです(遅くとも9月までには始める必要があります)。当院でも先月末から今月にかけ、子宮頸がんワクチン初回接種者が多くなりうれしい限りですが、対象者総数からするとまだまだのようです。

4月からの予防接種

 4月から生後2か月から5種混合ワクチン(今までの4混+Hibワクチン)が接種できるようになります。ただ児湯地域は4月から初回接種の方が対象で、以前に4種混合ワクチンを接種していた方は従来通り4種混合ワクチンとなります。また、肺炎球菌ワクチンが13価から15価に増えたワクチンが新しく接種できることになりますが、こちらは以前13価のワクチンを接種した方でも15価の新ワクチンが接種可能です。また、夏には20価の肺炎球菌ワクチン登場との情報もあります。そのほか、以前とは違うワクチン株で作られたMMRワクチン(MRワクチン+おたふくかぜワクチン)の申請も新たに出されるとの情報が入りました。個人的には小児用のRSワクチンができるといいのですが。
 ☆29日~4月4日まで臨時休診です。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

キャッチアップ接種

 1997年~2005年度生まれの女性に対し、子宮頸がん(HPV)ワクチンを公費で接種できる機会;いわゆるキャッチアップ接種に関して、対象者の53%が知らないとのこと。もったいない話です。公費で接種を完了できる初回開始期限は、2024年9月末までです。当院の予約サイトでもお知らせに掲載しています。新型コロナ等が落ち着いてきている今が接種の良い機会かもしれません。
img20240306_12230968_convert_20240306122532.jpg

麻しん・風しん(MR)ワクチン接種率

 宮崎県の感染症対策課から文書とMRワクチン接種啓発ポスターが送られてきました。以下に示すように宮崎県のMR接種率は令和3年から低下傾向にあり、特に第1期の接種率が低いようです。今年度は残すところあと一か月余りとなっています。早めの接種を! ギリギリで熱がでて、定期接種から任意接種となり無料で受けることができなくなった方が実際いますのでご注意を。
img20240224_08390350_convert_20240224100251.jpg

新しいワクチン

 先日、妊婦さん対象にRSウイルスワクチンが認可されたというニュースがありました。乳幼児が罹患して苦しむRSウイルス感染、次は子ども達用のワクチンが望まれます。また、来年度には現在の4種混合にHibワクチンを加えた5種混合ワクチンが発売予定です。これにもう一つ肺炎球菌ワクチンも加わると接種回数が減っていいのですが。
 ワクチンといえばもう一つ子宮頸がんワクチンに関する記事が宮日新聞の『教えてドクター 健康講座』蘭に掲載されていました。
川越靖之県産婦人科医会会長で宮崎県立看護大学教授が執筆されていました。そこでは子宮頸がんが宮崎県に多いこと。30~40代女性を中心に年間約1万人が罹患し、そのうち4人に1人が5年以内に命を落とし、10%に当たる年間千人が30代までに子宮を摘出していること。子宮頸がんワクチン接種率が高い国は85%以上子宮頸がんが減少していること、ワクチン接種が重要なことが書かれていました。当院でも少しずつ子宮頸がんワクチンを接種する女性が増えてきていますが、接種対象者の数からするとかなり少ないようです。それと、HPVワクチンキャッチアップ接種の制度終了が近づいています(2025年3月末)。公費で標準接種スケジュール(0,2,6ヵ月)にて接種完了する場合は2024年9月まで、あと1年以内に1回目を接種する必要があります。☆キャッチアップ接種対象者:1997年度生まれから2006年度生まれまでの女性です。