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受診控え?

 連休中の宮崎市の休日在宅医の受診者数がメールで送られてきましたが、連休中としては異例の少なさ。いつもの1/3くらい。新型コロナウイルス感染症で小児科でも受診控えが起こっているのかなと思いました。26日夜は宮崎市夜間急病センターの準夜勤務だったのですが、やはりいつもより少なめ。腹痛での受診が多かったのですが、2,3日前からの症状や朝から状態が悪かったという子どももいました。深夜帯の先生に引き継ぎの時、市内の受診状況を尋ねたところいつもの6割から5割程度と少なくインフルエンザも例年ほどではなかったと。病気そのものが少なくなっていればいいのですが、受診遅れで重症化することのないようにしてください。

自転車保険

 この連休、新型コロナウイルスの影響で出かける方も少なかったかな。私自身は運転していて今月に入って交通事故が起こって間もない場面に2回遭遇しました。自動車の場合は、最低自賠責保険に入ることが義務づけられますが、実際の事故では任意保険に入っていないとかなり大変なようです。自転車の事故でも最近は高額な保障を求められることがありますが、自転車保険に入っている方は少ないようです。東京都はこの4月から自転車保険を義務化するようです。ただ、まだこのことを知っている人は多くないようで、義務化されても保険に入らないつもりという人の方が多いという調査結果もあるようです。しかし、あるアンケートでは自転車に乗っている人の7割近くが事故に遭いそうな経験をしており、約9割の人が賠償など大きな事故に繋がる可能性のある危険に遭っていたとのこと。いつ事故の加害者となるかわかりません。備えが大事ですね。

田植え

 新型コロナウイルス感染症拡大の話題と、それに伴う外出自粛のせいもあってか季節を感じる機会が少ない毎日を過ごしている方も多いかな。午後久しぶりに出かけたら、もう田植えの準備が始まっていました。季節は確実にすすんでいます。4月からは診療報酬改定。今夜はその説明会が医師会館で開催されます。いつもは九州厚生局が大きな会場を借り切り宮崎県の全医師を対象に指導、説明会が開催されるのですが、今回は中止になりました。今度の改訂では小児科領域でも新たに提出する書類(4月11日必着)があり3月中旬にHPにアップすると書いてあって何回かアクセスしたのですが、その書類がHPにアップされたのは説明会がある今日でした。新型コロナウイルス感染症で診療上の特例がいろいろ出てきて、厚生局も大忙しだったのでしょうね。

マスク

 これほど長期間マスクを付けての診療は初めてです。咳エチケットとしてのマスクはおおいに意味があり当院でも推奨していますが、感染予防としてはあまり意味がないと思っていたので。しかし、今回の新型コロナウイルス感染症の場合、もし自院で感染者が出た場合、マスクなしで診察していたら2週間の休診を余儀なくされます。マスクをしていたら、低リスクとして通常通りの診療との指針が出されています。こうなると医学的に意味があるかどうかというより、自衛手段としてマスク着用せざるを得ません。ただ、そのマスクご存じのように医療機関ですら今注文しても手に入りません。1人1枚のマスクを1週間使うようにと指示している病院(病院は勤めている一の数が多くて不足に拍車をかけているのでしょうね)や、洗って使うようにしているところもあるようです。ここまでくるとマスクしていることがいいのやら悪いのやら。他県の知り合いの先生は、県がマスクを1医療機関あたり100枚支給してくれたけど、それがなくなると手に入れるすべがないと嘆いていました。転売用にマスクを買い占めるなんてもってのほかですね。

コロナ雑感

 新型コロナウイルス感染症で小中学校が休校になり、部活等も中止になって子ども達はどういう状況になっているのだろうと心配です。この対策は必要だったのかな?1歳半や3歳児健診も3月はおこなわないと決めたところも。今日の新聞には宮崎で新型コロナウイルス感染症発生がみられたら、公共施設はすべて閉鎖になるとのこと。私であっても2週間も家に閉じこもって心身の健康を保つのは結構大変そうです。現在『人類と感染症の歴史ー未知なる恐怖を越えてー』という本を読んでいますが、歴史は繰り返すということを実感しています。そのなかに{「新型インフルエンザ」の「新型」という語には未知のものという響きがあり、不安感を過剰に強調した。・・・大流行の際に、科学は一時的とはいえ、不安を完全には押さえることはできないことが明らかであった。・・・根本的には、人間は常に完全に理性的ではありえない・・・人間の判断は理性と言うよりも感情によって決まる要素の方がはるかに大きいと思われている。} まさに今の諸々の状況を言い当てているように思えました。その本の同じ章に「ものを怖がらなすぎたり、怖がりすぎるのはやさしいが、正当に怖がることはなかなか難しい」という寺田寅彦の言葉が紹介されています。本当にそうだと感じるこの頃です。