インフル警報発令
11月30日なんと2020年1月以来となるインフルエンザ警報が発令されました。一医療機関当たりのインフルエンザの患者数が警報レベル(30)を上回る32.5となり警報発令になりました。保健所管内別では、小林が最多の77.75、次いで高鍋38.83、延岡、日向の順でした。今週の外来を見てると先週ほどではありませんが、患者層が小中学校から幼稚園保育園に移っているように感じます。手洗いや予防接種等感染予防対策の基本を忘れずに。残り1ヶ月を乗り切りましょう。
インフルエンザ激増
先週からインフルエンザが急増、今週に入っても勢いが衰えず学級閉鎖、学年閉鎖の学校も出てきています。10月に罹ったばかりなのに再び同じインフルエンザAに罹ってびっっくりされた家族も。駐車場での診察が大半で私もスタッフも病院を出たり入ったりで診療前後の待ち時間も長くなり、また電話も繋がりにくい状況があり、大変ご迷惑をおかけしています。またインフルエンザ急増を受け、抗ウイルス薬の供給も滞りがちになり、心配のつきない診療が続いています。精神的にゆとりのある診療がしたいものです。明日の休日がクッションになって感染が下火になるといいのですが。
☆11月25日(土)は、九州医学会出席のため午後臨時休診となります。よろしくお願いいたします。
☆11月25日(土)は、九州医学会出席のため午後臨時休診となります。よろしくお願いいたします。
インターネット依存の現状と治療
10月27日(金)夜7時~子どもとメディアみやざきの勉強会が行われました。今回は久里浜医療センターのインターネット依存治療研究部門の三原 聡子Drを講師に迎え宮崎市内の会場とオンラインのハイブリッド形式で行われました。インターネット依存は新型コロナ禍の休校処置等もあって増加傾向にあるようです。昼夜逆転の生活で極端な運動不足や日光不足で骨がスカスカになったり、栄養失調と身体面への影響や精神的、社会的影響も大きいようで、ゲームによってはお金が絡むものもあるようで家庭崩壊に至るケースもあるようです。また昨今のeスポーツと称される大会で億単位の優勝賞金を獲得したニュース等もあって、ゲームで稼げる可能性から没頭する子どもが出てきてるとのこと。治療は年齢によってアプローチの仕方が異なるようですが、先生は6歳の子どものゲーム依存も経験したとか。最初の入り口であるゲームを与えるとき、どの年齢でどのようにあたえるか保護者の方は考える必要がありますね。