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公務続き

 急に寒くなりましたね。外来では喘息発作と感染性胃腸炎が多い印象です。12月10日(月)は、午後7時から県庁で宮崎県周産期医療協議会がありました。災害時の小児周産期医療体制に関して、県内の小児・周産期部会の立ち上げを検討することになりました。また、周産期保健医療ガイドラインの改定について議論し、2020年の改訂版発行に向けてのタイムスケジュールと、執筆担当責任者が決まりました。災害は起きてほしくありませんが、せっかく作るガイドライン、実効性のある物に、またいざというときに間に合ってくれればという思いです。
 12日(水)夜は、今年最後の宮崎市夜間急病センター当直でした。寒くなったので喘息発作等も多いかなと覚悟していましたが、まだインフルエンザの流行もなく、この時期にしては比較的落ち着いていました。
 今日の午後は高鍋町の1歳半健診、夜は児湯医師会理事会と公務が続きます。会議で居眠りしないようにしなければ・・・。
 

バイアス

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22年目

 早いもので、当院が開院して21年が経過。おかげさまで今日から無事22年目に突入です。実を言うと、いつもの如くすっかり忘れていて、職員からのプレゼントで気付きました。診察室のゴミ箱がかわいいディズニーものに、ティッシュケースもふんわかドラエモンに。それだけで雰囲気変わりますね。今日は開院以来初めて宮大医学部5年生が実習に来ました。今の医学生には4週間の地域実習が義務づけられているそうで、110人の学生がグループを作って、宮崎県下に実習に出かけるそうです。当院に来てくれた学生は、小児科での実習は初めてとのことで、子どもの診察は緊張したと言っていました。問診や診察を経験してもらい、予防接種を見学。有り難いことに将来の研修は宮崎でと考えているとのこと。将来地元で活躍してくれそうで心強いですね。協力して下さった保護者の方や子どもたちに感謝です。

宮崎県感染症危機管理研修会(2)

講演2)『沖縄麻疹流行中の嵐の中からの学びと知恵 〜転んでもタダでは起きない〜』の要約。「感染症は落ち着いているときは忘れて、一旦流行するとワーっとパニックになってしまう。前回の沖縄の流行では最終的に99名(3/4は大人)の患者が発生し、経済損失4,2億円。実際には確定患者数の10倍の数の来院患者に検査を行い、問合せの電話対応には、感染症専門医3名であたって大変だったが、心配で来院する人を一定減らせた。旅行者は症状があっても移動し続ける!のが感染を拡大させる。*典型的な麻疹だけでなく、修飾麻疹もあり診断に難渋することがある!流行期で感冒症状、高熱、発疹三拍子そろえば、麻疹の可能性高い。ただ、正しい診断にこだわるよりも、麻疹を考えた正しい行動が有用なこともある。麻疹に備えることは、他の感染症に備えることにもつながる。非流行期は典型麻疹に注意。成人、渡航者、ワクチン接種歴なしに注意。発熱、発疹、海外渡航歴の3つのうち、2つ以上があれば、トリアージの対象。」宮崎で流行らないことを切に願うとともに、準備を怠らないようにしないといけないなと思いました。
☆12月7日(金)は、宮崎大学医学部学生が研修にきます。ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

宮崎県感染症危機管理研修会(1)

11月29日(木)夜7時から医師会館で1)予防接種にかかる最近の情勢と2)沖縄麻疹流行中の嵐の中からの学びと知恵 〜転んでもタダでは起きない〜 と二つの講演が行われました。
先ず講演1)の自分なりの要約を紹介します。「ワクチンのなかった時代、1歳の誕生日前に20ー25%の子供が死亡、10歳になるまでに40%もの子どもが亡くなっていた事実、ワクチンのなかった時代は、半数は感染症で亡くなっていたが、ワクチン普及後は生活習慣病で半数が亡くなっているようで、これらの事実からもワクチンの果たしてきた役割は大きい。三種混合や四種混合ワクチンを乳児期に接種するが、就学前と小学校高学年で抗体の低下がみられるので、百日咳予防には、海外で行われているように就学前に三種混合ワクチンをもう一度接種することが推奨される(任意接種にはなりますが)。また小学校高学年で受ける二種混合を三種混合ワクチンに変更することが求められる。最後に任意接種も定期接種と同じくらい大切なワクチン。定期も任意接種も両方大事。ワクチンで防げる病気は防ぎましょう!」